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パソコンは、「あくまでも仕事の道具として使いたい」という人たちのための初期設定方法
ここにはパソコンを趣味ではなく、仕事の道具として使うために、安心していつでも快適に使えるようにするためのいくつかの情報が書かれています。
パソコンを仕事の道具として使い始めて、はや15年ほどたちます。この間、何度の失敗を起こしたでしょうか。誰でも経験があると思いますが、最もつらいのは、データの消失です。その度に、なんてパソコンは不完全な商品なのだろうと思ってきました。
このような失敗を繰り返さないようにするために、いろいろと試行錯誤を繰り返してきました。
その結果、初期設定が非常に大切だと言うことがわかりました。
初期設定をきちんと行えば、あとは定期的なメンテナンスだけで十分なのです。
先に結論を言うと、以下のように利用状況を分ける。
データを常に同一ドライブにしておけば、このドライブ全体のみをバックアップ対象とすれば、管理は簡単です。
テンポラリーファイルを別のディスクにするのは、ファイルの断片化を防ぐためです。
なおデータを別ドライブにおく場合、My Documentsのフォルダーが設定しているフォルダーを、WindowsのOSが置いてあるドライブ(普通はCドライブ)から、移動させる。その方法は、
コントロールパネルのシステム−詳細設定−パフォーマンス−設定−パフォーマンスオプション−詳細設定−仮想メモリ−変更
リストボックスからCドライブを選択−ページングファイルなし−設定
リストボックスからDドライブを選択−カスタムサイズ−初期サイズと最大サイズを入力
サイズは搭載されているメモリの量によって決まる。
128MB:Windowsの推奨値をそのまま利用
256MB:最小200最大250MB
512MB:最小150最大200MB
コントロールパネル−インターネットオプション−全般−インターネット一時ファイル−設定−フォルダーの移動
Dドライブに設定する
あらかじめDドライブに「temp」というフォルダーを作成しておく
コントロールパネル−システム−詳細設定
ユーザー環境変数リストボックス−TEMP−編集
ユーザー変数の編集画面にある変数値を「D:\temp」に変更
「TMP=」にも同様に設定
デフラグツール(注1)でCとEを1から2週間ごとに最適化する。
注1)フリーで使えるデフラグツールで使いやすいのは「すっきり!! デフラグ 統合版」(INA Soft)
寝ている間に、全てのハードディスクをデフラグ(メモリーを解放)して、電源を落としてくれます。
さらにテンポラリーファイルも、インターネット一時ファイルも、削除してくれます。
インターネット一時ファイルの削除は、以下のように削除する。
コントロールパネル−インターネットオプション−全般−インターネット一時ファイル−ファイルの削除−OK
先に移動したテンポラリーファイルを定期的に削除する。
削除方法は、手動で良い。注1のソフトを使っても良い。
今年(2002年)になって、OSをWindows2000に換えてみた。
確かに、WinMEに比べて、同じソフトをインストールして使っているが、使っている最中にフリーズすることは、はるかに少ない。
ただし、Windowsはクリーンインストールすると、最初のうちはかなり安定しているので、Win2kも半年ほど使っていると、フリーズしまくるのかな。
OSを2000に変えてから、約一年たったけど、一度もフリーズしていない。
やっと安心して使える。
そこで2000用のメモリ管理用(256MB以上を内蔵した場合)のパフォーマンス改善設定を4つほど書き留めておく。ただしお薦めは一切しない。
レジストリ「HKEY_LOCAL_MACHINE」−「SYSTEM」−「CurrentControlSet」−「Control」−「SessionManager」−「MemoryManagement」
1.DisablePagingExecutive
ウインドウズ2000のメモリマネージャーでは、メモリの使用状況に合わせてカーネルの一部を仮想メモリ(ハードディスクドライブ内のファイル)にスワップする機能を持っている。パソコンに十分な物理メモリを搭載している場合、カーネルを常に物理メモリに配置するように設定することで、パフォーマンスがあがる可能性がある。
ダブルクリック後、ベースを16進にチェック、値のデータを1とする。
2.IoPageLockLimit
パソコンに搭載している物理メモリの容量に応じてファイルキャッシュを最適なサイズにすることで、パフォーマンスを改善できる可能性がある。
ダブルクリック後、ベースを10進にチェック、下記の値をいれる。
(搭載メモリ−16)×1024×1024
搭載メモリ量 | − | 入力する値 |
64MB | 8 | 8192 |
96MB | 12 | 12288 |
128M以上 | 16 | 16384 |
3.LargeSystemCache
128MB以上のメモリが搭載されている場合、システムがメモリを有効に利用できるようにする。
ダブルクリック後、ベースを16進にチェック、値のデータを1とする。
4.SecondLevelDataCache
Win2000をインストールした初期状態では、CPUの二次キャッシュメモリを256KB向けに最適化されている。もし二次キャッシュが512KBであれば、これに変更すると、パフォーマンスがあがる可能性がある。
ダブルクリック後、ベースを10進にチェック、値のデータに512をいれる。
XPのメモリ管理は以下のページがわかりやすい
ギガメモリ時代のXPチューニング
良くアクセスするフォルダーは、エクスプローラーのショートカットをデスクトップに作ると良い。しかし単にショートカットを作るだけでは、開いた時に左のツリーが見えず不便だ。
そういう時は、次の様にすると普通のエクスプローラーのように開くことができる。
・まずは普通にショートカットをデスクトップに作る。
・このショートカットを右クリックしプロパティを開く。
・プロパティのリンク先に次のように記述する。
Windows2000の場合:%SystemRoot%\explorer.exe /n,/e,D:\Recentwork\0001\Report
Windows98の場合:C:\WINDOWS\EXPLORER.EXE /n,/e,D:\Recentwork\0001\Report
D:\Recentwork\0001\Reportのフォルダーを開け、という意味
これでダブルクリックで、希望するフォルダーが開かれる。
もちろんネットワークでも使うことができる。ネットワークの場合は、次のようにする。
/n,/e,\\Servername\Recentwork\0001\Report
Servernameというネットワーク上のPC内のRecentwork\0001\Reportのフォルダーを開けという意味
WindowsXPのエクスプローラーを使うときに、つい設定を忘れてしまう。これだけは忘れずに設定しておきたい。
デスクトップにあるマイドキュメントで開くフォルダーを特定のフォルダーに設定する事だけで、かなり使いやすくなる。
もちろん上記1や2で紹介しているように、データ関係は別ドライブに置いた方がよりベターという側面もある。
・マイドキュメントを右クリックしプロパティを開く。
・ここでターゲットを指定する
・たっこれだけ
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