(Macは使っていないので、わかりません。)
会議などの会話については、今まではカセットテープに録音していたでしょう?でもこれだとテープおこし等の繰り返して聞いたりすることには大変不便です。もちろんカセットテープの保管も結構面倒くさいですし。
そこでパソコンに録音することをお勧めします。方法はとても簡単。しかも全部フリーウエアでできますし、Microsoftでも無料で使えるソフトを公開しています。最近は20GBのハードディスクが1万円もあれば買うことができます。1時間を記録するのに使う容量を約20MBとして、20000(MB)/20(MB/h)=1000(h)、1時間あたり10円って事になりますね。
このページでは、ちょっとしたコツを解説しています。
具体的な方法は私が解説するよりも、以下のサイトに大変詳しくその方法が解説されていますので、ぜひ参考して下さい。ただしこのサイトの管理者は、入力を「ラジオの音」として解説をされていますが、この音源を、カセットテープに置き換えて読んでください。またマイクにすれば会議室で直接パソコンに録音できることになります。
私はこのサイトのおかげで、テープで録音してあるもののほとんどを、MP3にしました。
僕の使用しているPC:こんなお古ので十分だよ。(メモリーはNov 2000に128MBが6,000円に下がったときに買ったノーブランドもの。今はもっと安いのかな。Sound Card は確か秋葉原の中古屋で2,000円ぐらいで買ったISAのボードSound Blaster16。今じゃISAなんて無いよね。CPUはCelelon 333。)
このラジオ録音倶楽部に書いていないことで、覚えておいた方がよい事がありますので、いくつか書いておきます。
一般には、
a)11.025kHz 8bit モノラル −> 電話の音質
b)22.050kHz 8bit モノラル −> ラジオの音質
c)44.100kHz 16bit ステレオ −> CDの音質
と言われています。
普通にテープ起こしに使うのであれば、a)の「ラジオの音質」で十分だと思います。会議などのように人間の声だけであれば、b)「電話の音質」でも大丈夫でしょう。c)の「CDの音質」が必要になることはまずないと思います。サンプリングレートを上げて音質を良くすれば、データが大きくなります。当然ハードディスクの容量が多く必要になります。ただし、あとでテープをCDとしてCDプレーヤーで聞くことができるようにする場合、c)でなければいけないという決まりがありますので、a)やb)等のようにc)よりも低いサンプリングレートでサンプルすると、リサンプリングが必要となるため、CDにした場合音質は悪くなります。
音源からPCに接続する場合、音源の種類によって接続する端子が異なります。PCには通常、Line-inとMIC端子があります。MIC端子に入力する場合、必ずPCの要求する仕様と同じ仕様にして下さい。確認することは3つあります。
1つめはPCの入力インピーダンスとマイクのインピーダンスを同じにすること。
2つめはPCによってはマイクに対して電源を供給している仕様の端子もあること。
3つめはマイク入力がステレオなのかモノラル入力なのかを確認すること。
マイク端子は本来マイク専用の端子で、ここにマイク以外の機器を接続する場合はレベル変換(インピーダンスを同じにする)が必要です。通常の音楽用機器の場合は、市販の「抵抗入りケーブル」や「抵抗端子」を使って変換するのですが、PCの場合はサウンドカードによって大きく仕様が異なるようです。カードのドライバーで増幅させる設定のもある(全く逆!なぜ?)ようですので、抵抗なしのを買って、トライアンドエラーをしながら設定を決めていくのがよいようです。音楽のように音質重視ではないので、この程度で十分でしょう。僕もこれでやっています。
ライン入力端子を使えばレベル変換なしに入力することができます。カセットテーププレーヤーの場合は、プレーヤーのライン出力からケーブルを使って直接接続します。ライン入力は通常ステレオですが、念のため確認してください。
録音時に音を入力する端子、再生時に音を出力する端子、これらはパソコンの機種によって仕様が異なります。間違った接続をすると、最悪の場合、パソコンも音源も壊れることがあります。詳細はパソコンのお客様相談センターにてご確認下さい。
では実際のところ僕はどうのようにやっているかというと、録音レベルで合わしちゃってる。
先の「ラジオ録音倶楽部」サイトに書いてあるMP3にする方法(テープの音を直接MP3にする方法:Lock-ON Milleniumを使う)では、数時間の録音が一つのMP3ファイルになり、かつ1つのトラックになってしまうため、僕の使用状況ではとても不便なのです。簡単にトラック分け(ファイル分割)ができるソフトがないため、音を処理するソフトを使って分割しています。もちろんこのソフトでは余分な録音部分も切り取ることができます。僕はSound Engineというフリーソフトで、WAV形式のファイルで分割を行っています。このソフトはMP3ファイルでも可能(午後dllが必要)なのですが、MP3の圧縮形式は不可逆であるため、WAVで処理した方が音質がよいことと、WAVの方が処理が早いため、WAVで行っています。
WAVで録音するにはいくつかのソフトがありますが、私はLock-ON lightというソフトを使っています。理由は特にありません。強いて言えば、操作が単純だからです。
WAVをMP3にするには、午後のこ〜だというソフトを使っています。理由はフリーソフトだからです。でもこのソフトはJan
07, 2001を最終として実行形式ファイルの配布は行われていません。ソースは公開されているので、たぶんSEのような人ならば実行形式にできると思います(GOGO.DLLをつくってみよう)。この他LAMEというフリー(?:正確には良く知りません)ソフトもあるようです。でもMP3に変換する店頭などで売られているソフトを買ってもせいぜい数千円ですので、そちらの方がよいかも知れません。
またWindows Media File(*.WMA)が一般的になれば、変換プログラムや波形処理ソフト(Windows
Media Encorder)はMicrosoftのSiteで無償配布(数MBありますが)しているので、MP3なんて面倒なことはやめても良いでしょうね。
ホームページに戻る このサイトについて
Copyright(c) 2001-2002, KOBAYASHI Shigeru, JAPAN
Yahoo Geocitiesの閉鎖に伴い、このホスティングサービスに移設しました。