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電圧を現地で聞いたところでは、AC210V。でも正確ではなさそうだったので、帰国後調べていたところ、下記のように220V、230V、240Vというデータがありました。今のところ正確な電圧を確認をしていません。もちろん周囲の使用状況により、かなり変動すると思いますが、測定したことはありません。
周波数は、誰に聞いても知りませんでした。ダッカ大学の理系の複数の教授にも聞いてみましたが、知りませんでした。どうも一般的な知識としては、彼らには必要ないようです。何かACを使う物を持っていく際には、周波数が固定されていない物か、両用(50/60Hz)のタイプを持っていった方が良さそうです。
もし正確な電圧と周波数をご存じでしたら、メールをいただけませんでしょうか。よろしくお願いします。
情報がいい加減だと困るので、データが信頼できると考えることのできる電機メーカーのサイトで電圧情報を探していたところ、以下のサイトを見つけました。情報の信頼性が確認できないサイトでは以下の記載があります。
- World Color Television & Voltge Map(SONY):240V, 50Hz
- PanasonicOSAKA(Panasonicの関空での販売店):230V,50Hz(エクセルデータがダウンロード可能)
- Help for World Travelers:220V,50Hz
バングラデシュでは、コンセントの形状は、たくさんあり、規格が定まっていないようです。
しかしゲストハウスや高級ホテルでは、各コンセントに変換プラグが備わっているのが普通です。この変換プラグは、かなり多くのコンセント形状に対応できる物で、日本のコンセント形状も使用することができるのが普通です。もしない場合は、付けてもらいます(注1)。このページにはその万能タイプの変換プラグの写真はありません。
注1)高級なゲストハウスに泊まるときは、泊まることを決める前に、いくつかのチェックを行って、改善する旨をマネージャーが了承したら、泊まるようにします。もしパソコンなどを使用する場合、コンセント形状のチェックも忘れずに。もちろん安宿では、そんなことは言えません。ホテルでは、こんな事を心配しなくても、フロントで貸してくれます。
ゲストハウスや高級ホテルに宿泊しない場合でも、バザール(市場)に行けば、いくつもの形状へ変換できる万能タイプの変換プラグが売っていますので、それを利用することで、特に不便は感じません。ただし品質に不安がある物が多いので、長時間の使用や、パソコンなどのノイズを嫌う物には使いたくないと感じています。
僕が現地で宿泊している感覚では、下記の写真にあるように、電極幅18mm、電極の直径4mmのコンセントを持っていれば、かなり対応できるように思います。また万能タイプへ変換できるプラグが売っていなくても、この幅18mmの物には変換できるプラグを売っていることが多いようなので、この幅18mmの物を一個持っておくと良いでしょう。
僕がバングラデシュで見かけたコンセントの形 手で持っているのは幅18mm、電極直径4mmのコンセント |
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幅18mmの物では対応できないコンセント。でもすぐ隣に、タイ国と同じ形状のコンセントが新設されていたので、それを使いました。部屋の中を探してみると、あるかも。 | 幅18mmのタイプ専用 | タイ国のコンセント形状と同一のタイプ。 (日本と同じ形状のものと、幅18mmタイプとの、併用)(注3) |
タイ国と同じコンセント形状が併設(下部の2つ穴)されている。 (併設されていないこともかなりあるので、敷設されているプラグに対応した変換プラグを用意する必要がある。) |
注3)タイのコンセントの形状は、日本と同一。であるが、コンセントの差し込み口はバンコックの場合、一般的にこの写真(上の表の左から3番目)にあるように、幅18mmのものと併用できる口が一般的である。
ヨドバシカメラやビックカメラのような家電製品量販店に行くと、最近は、「一つで世界中のコンセントに対応できる」コンセントの形状変換器(電圧の変換は行わない)が、一つ\2,500.-程度で売られています。僕も「サスコム(ロードウォーリアー)」という製品を一つ持っています。
一ヶ月以上の長期にわたる調査に出かけられるのでしたら、きちんとその変換機構や通電機構を理解してから買うようにしましょう。僕の使っている機種は、ちょっと観光旅行に、っていうような短期間であれば大変便利な物ですが、一ヶ月ちかい調査目的の滞在では、かなり使いづらい印象を受けました。
僕の持っているサスコム |
コンセントにささっている金属の部分が、バネの力で外へ押しつけられ、その押しつける力で、接触して電気が通電します。このバネの力が弱いため、すぐ抜けてしまうのです。 通常はもっと差し込みますが、この写真ではわかりやすいように、途中までしか差し込んでいません。 |
電圧変換器は、重たい割には供給できる電力が少なく、ほとんど使い物になりません。しかも値段は一万円近くするらしい。
だいぶ前に知人のを借りたことがあったが、ノートパソコンすら動かなかった。供給できる電流の確認をしないで買った友人も友人であるが、今時そんな物が売っているかと、非常に驚いた記憶がある。
僕が調査に持って行っているACを使う電気製品は、以下の3つだけにしています。
最近のノートパソコンは世界中で使えるようになっています。ACアダプターが、全世界共通部品となりつつあるため、コンセント形状さえ合わせれば、大概は使えます。ACアダプターの規格表示に、入力(input)がAC100〜240V,50/60Hzと書いてあれば、OKです。
また現地はかなり頻繁に停電します。このためノートパソコン本体に内蔵されているバッテリーのチェックをしておきましょう。ノートパソコンは、電電が突然切れたとしても、内蔵のバッテリーに瞬時に切り替わり、使用を継続できます。出国前に、PCを起動させたまま、急にコンセントを抜いて、使用が継続できるというテストをしておくことをお薦めします。
バッテリーチャージャーは2種類持っています。一つはタイで買った物、もう一つは日本で買った物。タイの物は、AC200〜240V仕様です。日本で買った物は、100〜240Vで世界中で使えるという物です。これで単三型の充電池を計8本充電できます。しかし、これらの機器はかなり使い勝手が悪い物でした。それは過充電防止装置が付いていないバッテリーチャージャー(注2)だったのです。皆さんはよく品物を見て、過充電防止装置付きのを買いましょう。
注2)
調査、特に海外の調査では、あらゆる調査・分析機器について、単三電池で動かせる物を選択し持っていくようにしています。これは単三電池なら、なんとか現地で確保できる可能性があることと、いざとなれば日本からFedExもできると考えているからです。そしてこのために、単三の充電池は欠かせない大切な物となっています。
しかしこの充電池(NiCdもNiMHも同じ)、注意して使わないと、一ヶ月程度の調査期間中に、なんと使えなくなってしまう事があるのです。実はこの充電池、大変デリケートな物で、たった数回の過充電(充電のしすぎ)をするだけで、充電できる量が極端に減ってしまう(使える時間が短くなる)のです。さらに困ったことに、あまり使用していない状態(電池の残量が多い状態)で充電すると、その状態を初期値として覚えてしまうため、使用できる量が極端に減ってしまうという特性を持っています。
では過充電はどのようにすれば防げるのでしょうか。過充電状態になるまでの充電時間は、充電直前の電池の残量によって変化し、また充電器が与える電流にもよって変わりますので、実は判断がむずかしいのです。
でも簡単な方法があります。それは、過充電防止装置付きの充電器を買えばよいのです。僕が日本で買った充電器は、見かけ上の防止装置は付いていました。しかしこれは単にタイマーが付いているだけのもので、ともかく13時間は充電するよ、と言う物でした。すなわち本当の過充電防止装置ではなかったのです。普通の過充電防止装置は、充電状態を常にモニタリング(測定)し、過充電になったら電気を非常に少なく流すという装置です。(電気を流す事は止めません。なぜなら止めてしまうと、放電状態(電池が使用状態)になり、充電したのに充電できていないと言うことになるためです。)もちろんタイで買った物は、それも付いていません。両者共に、適当に自分で時間を判断し、時間が来たら、はずすしか方法はないのです。
次に長持ちさせる方法として、充電する前に、残った電池量を使い切るということがあります。過充電を防止できると同時に、残量を初期状態として記憶してしまうことも防ぐことができます。僕が心がけているのは、その調査・分析機器で使用できなくなるまで使うことです。このためにフィールドへは予備の電池を持って行っています。使えなくなったら、充電を始めます。
発展途上国で調査をしていると、毎日大変多くの頭の痛いことが出てきます。こんな状態の中で、はっきり言って、充電池の時間なんて、気にしていられません。でも過充電と放電不足再充電を繰り返していると、調査終了日近くになって、きちんと充電したのに、電池の残量が少なくて動かない、なんて事になりかねないのです。
充電器を買うときは、きちんとした過充電防止装置付きの物を買いましょう。
もう一つ充電器に関するおまけ情報。充電器はなるべく急速充電(数時間で充電できる)器を買うのは避けた方がよいと思います。たしかにバングラデシュ等の発展途上国は頻繁に停電するので、停電しない期間をねらって、素早く充電したくなります。しかしこの急速充電器、充電池との相性が非常に気むずかしい物なのです。
もし急速充電器を買われるとしたら、絶対に、充電器に書いてある電池メーカーのみ使用するようにしてください。
マット式の蚊取り線香はタイで買った物です。日本の冬に出国した際に、日本で蚊取り線香が買えなかったのです。タイで買おうと思ってタイのお店に行ったところ、220Vのが売っていたので、つい買ってしまいました。マットは追加を日本で買って持って行っています。でも「ほとんど効果がない」と同室のバングラデシュ人は言い、彼は雑貨店から蚊取り線香を買ってきていました。一巻き2〜3タカで、確かにのどが嗄れるほど臭いはきついのですが、蚊への防虫効果は疑問です。
僕はもちろん夜間は「蚊帳」の中で寝ています。
バングラデシュのコンセント(差し込み口)は、どこでも「ガタ」が来ているのが普通です。一年のうち、約半年の間、高温多湿であれば、電圧がかかる金属接触部分の腐食が進行してしまうことは、ある程度仕方のないことです。
従って、コンセントを抜くときは、差し込み口に併設されている、スイッチを切ってから、抜くようにしましょう。電気を通電させたままコンセントを抜くと、火花が散ります。仮に目に見えなくとも、非常に大きなノイズが発生します。
比較的大きな家電製品であれば、ノイズ(瞬間的な高電圧)に対して防護装置が組み込まれていますが、ノートパソコンのような電源には、そのようなノイズに対応していません。ノートパソコンは軽量化を第一としていることから、このような装置は装備しませんし、また電源の質が悪いということは、パソコンを使う環境にないと言うことです。
このようなことが原因で、バングラデシュでノートPCが壊れたとしても、まず修理はできませんし、ACアダプターだけを売っていることはないでしょう。
なおもし可能であれば、下記に書いてあるように複数口のコンセント(ケーブルタップ)を買う際に、そのタップで電気を切ることができるスイッチ付きのものを買って、このタップで電気を切るようにした方がよいでしょう。
バングラデシュでは電源のコンセントは大変少ないのが普通です。やや高めのゲストハウスでも、部屋に多くて3つぐらいしかありません。上の写真にもあるように、コンセントの差し込み口は、一カ所に一つしかないのが、普通です。しかも、一つはテレビ、もう一つは冷蔵庫、そしてエアコンに使われているため、パソコンやバッテリーチャージャーなどの複数の電源をとることがむずかしいのです。安宿になれば、部屋の明かりのスイッチと同じところに一個しかないことも良くあります。
そこで複数口の電源コンセントを用意しておくことをお薦めします。でも注意してください。バングラデシュは210Vです。日本で購入して持っていく場合、通常日本の規格品を持っていきますよね。でも日本の規格は、おおむね125Vまでの耐圧しかありません。このため日本の物を使う場合、長期間通電しないようにします。火事なんて嫌ですからね。
もし耐圧が気になるようでしたら、Stop Overをタイでするようにして、そこで電源タップを購入して持っていくのも一つの方法です。タイは電圧が210Vであることに加え、コンセント形状が日本と同一だからです。バングラデシュで使った後も、日本で使うことができます。(最近は日本でも、タイで売っている電源タップと全く同一の物を、安売り店で売っていることを見かける。耐圧を確認して、これを持っていっても良いだろう。)
私としてはタップに電源スイッチやヒューズが付いている、比較的高めの物をお薦めします。ここで電気を切ることで、各種の電気製品を守ることができるためです。ただし本物のヒューズを使用している(最近はほとんど無いと思う)場合には、その予備も持っていかなければなりません。
パソコンを使用していない時は、必ずケーブルをコンセントから抜いておかなければなりません。これは下記の理由によるものです。
使用しない時は、抜く、という事を習慣づけるようにしましょう。
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