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始めていく国で住む家・ホテルの安全・防犯チェック項目
「住居の安全対策チェックリスト」H22 JICAの資料より
始めていく国、特に発展途上国では、住む場所が大変気になると思います。良くある方法としては、JICAの協力隊やSVが使っている宿に宿泊するという方法があります。では彼/彼女たちは、どのようにして宿の安全性を確認しているのでしょうか。そのチェック項目をご紹介します。
Yesが多いほど、安全・防犯上、望ましいものです。
1.周辺地域の治安環境
- 周辺にテロの対象となる米・英・イスラエル国等の権益の施設や関係者の入居家屋あるいは派遣先国独自のテロ対象施設はない
- 周辺一帯は、強盗・ひったくり・侵入盗被害などの犯罪多発地域ではない。
- 周辺にスラム街(貧困層住宅街)はない。
- 周辺に人の集まる繁華街・市場・バスターミナル・広場・競技場の施設はない。
- 周辺に大衆運動の会場となる施設やデモコースとなる道路はない。
2.周囲の環境等
- 周辺に居住する家屋と同じような家屋が建ち並び、特に目立つ家屋ではない。
- 周囲に空き地や畑、林などの空間はない。
- 周囲に工事現場、飯場、資材置き場、建設中の建物、空き家、空き工場、空き倉庫はない。
- 家屋周辺の空き通路に通行人を眺め見ることのできるバー、カフェなどはない。
なお通勤路にいつでも逃げ込める場所(パン屋などの商店、警備員のいる家など)を造っておくことが大切です。
- 隣家は安全対策を講じている。
隣家の安全対策の内容(安全対策は隣家と同等か、それ以上の措置を講ずることが必要です。)
- 警備員を雇っている。(人数)
- 番犬を飼っている
- 塀がある(死角の確認)
- 扉や窓に鉄格子を設置している(外から外せないか)
- 屋外に照明灯を設置している(夜間と屋内からの死角)
- 人感センサー(ライトや警報)を設置している(センサー死角の確認)
- アラーム、警報システムを取り入れている
- 建物のオーナーに問題はない
- 居住者に問題はない
3.敷地周囲の安全対策
- 敷地の周囲に侵入防止用の塀がめぐらされている
塀の材質(ブロック・鉄筋コンクリート・金網・木製・生け垣・その他)
塀の高さ(人が容易に上れる)
上部対策(ガラス破片埋め込み、レザーブレードワイヤー、有刺鉄線、他)
- 隣家との間に塀を設け、隣家からの侵入防止の工夫がされている
工作物(ガラス破片埋め込み、レザーブレードワイヤー、有刺鉄線、他)
- マンション等の集合住宅で最上階を除く3階以上に居住している。
防犯、火災の面から、3階から7階の間の居住が望ましい。
- マンション等集合住宅の駐車場への出入りは自由にできない
居住者に限る、居住者がリモコンで開閉操作、警備員が開閉、その他
- 門扉が設置されている
扉の高さ
扉の材質(鉄板、鉄製の柵、木製、その他)
扉の形状(両開き、片開き、車両と通用口は別、その他)
施錠設備(南京錠、かんぬき、シリンダー錠、その他)
- 家屋周囲に照明設備(防犯灯)を設置している(場所、数、死角の確認)
- 警備員を雇用する予定である(大家が雇用している場合も含む)
- 番犬を飼う予定である(大家が買っている場合も含む)
4.家屋外周の安全対策
4−1.玄関
- 扉は、鉄格子扉と本扉の二重扉である。
- 二重扉ではないが、頑丈な内開きの扉である。
蝶番(ちょうつがい)が内側にある場合、壊しにくくまた内側から防護(かんぬき棒等)しやすい。
- 本扉は頑丈な扉である。
形状(片開き扉、両開き扉)
材質(木製、合金、金属、ガラス窓付き)
- 扉の錠前は、頑丈で2個以上付けている(棒鍵錠は、外部扉に使用するのは不適です。)
錠前の種類(円筒、本締箱、面付本締、引戸、引違戸、テンキ式、電気、その他)
- ドアスコープ、ドアガードを取り付けている。
- 玄関灯がある。または夜間の玄関周辺が明るい。
4−2.裏口(勝手口等)
- 扉は、鉄格子扉と本扉の二重扉である。
- 二重扉ではないが、頑丈な内開きの扉である。
蝶番(ちょうつがい)が内側にある場合、壊しにくくまた内側から防護(かんぬき棒等)しやすい。
- 本扉は頑丈な扉である。
形状(片開き扉、両開き扉)
材質(木製、合金、金属、ガラス窓付き)
- 扉の錠前は、頑丈で2個以上付けている(棒鍵錠は、外部扉に使用するのは不適です。)
錠前の種類(円筒、本締箱、面付本締、引戸、引違戸、テンキ式、電気、その他)
- 扉の脇にガラス窓や明かり取りがない。(扉の脇にこれらがある場合、サムターン式場前や円筒錠は不適です。)
4−3.その他の出入り口(庭・ベランダ出入り口等)
- 扉は、鉄格子扉と本扉の二重扉である。
- 二重扉ではないが、頑丈な内開きの扉である。
蝶番(ちょうつがい)が内側にある場合、壊しにくくまた内側から防護(かんぬき棒等)しやすい。
- 本扉は頑丈な扉である。
形状(片開き扉、両開き扉)
材質(木製、合金、金属、ガラス窓付き)
- 扉の錠前は、頑丈で2個以上付けている(棒鍵錠は、外部扉に使用するのは不適です。)
錠前の種類(円筒、本締箱、面付本締、引戸、引違戸、テンキ式、電気、その他)
- 扉の脇にガラス窓や明かり取りがない。(扉の脇にこれらがある場合、サムターン式場前や円筒錠は不適です。)
4−4.窓(高窓を含む)
- 窓に接近して、窓から侵入することは不可能である。
- 接近できる窓の全てに鉄格子(バーグラバー)を取り付けているなどの防護策などを講じている
窓枠(金属製、木製、アルミ製、その他)
形状(引き戸、押し出し、ルーバー、その他)
素材(透明ガラス、曇りガラス、シャッター、板窓、防犯(ハンマーで叩いても割れない)ガラス、他)
- 鉄格子は取り外せないような防護策を講じている。
- 高窓や天井の明かり取りに防護策を講じている。
- 非常時に窓から脱出できるように。鉄格子は内側から開閉できる。
4−5.屋根・床・エアコン取り付け口
- 隣の家と屋根続きでなく、かつ容易に屋根に上がることはできない。
- 天井があり、直接屋根が見えない。
- 床下に容易にもぐることはできない。
- 埋め込み式エアコンを鉄格子などで覆い、取り外し防護策を講じている。
- エアコンを取り外した跡を、コンクリートなどでしっかりとふさいでいる。
5.寝室の安全対策
- 寝室出入り口の扉は頑強な扉で、容易には壊せない。
形状(片開き扉、両開き扉)
材質(強固な木製、合金、金属製、ガラス窓付き、その他)
- 扉に錠前を取り付け、さらに内鍵を付けている
- 外線にかかる電話が寝室にあるか、常に携帯電話を持ち込んでいる
- サイレン付きメガホンなど大きな音の出る警報機を寝室内に備え付けている。
- 寝室内に緊急時の連絡先を表示している。表示は暗くても見える用にしておくことが望ましい。
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