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最近(2010年頃以降)では、だいたいどこの発展途上国でも、携帯電話の普及とともに、インターネットに接続できるようになってきました。こうなるとEメールも、ネットカフェで接続する必要が無く、むしろ普通のメーラーで接続した方が簡単で便利です。
そこで、僕が発展途上国で利用しているhotmail.comと、excite.co.ukの2つのメールについて、POP3/SMTPによるメーラーソフトで運用している設定について記録をしておきたいと思います。
なお以前ここに書いていた2002年頃のネットカフェによるメール接続については、このページの下に移しました。
他にgmailやyahoo.co.jpも、POP3/SMTPで運用できますが、ネットで多数の情報が載っているので、ここでは載せません。
以下は2002年頃の事情です。記録のために残しておきます。
調査などの目的で、約1〜2ヶ月間アジア地域に滞在する場合、最も簡単に、しかも低リスクで利用できるものでお薦めなのが、その国のインターネット屋で使うhotmailです。
もし向こうの国でモデム経由でインターネットにつなごうと思うと、次のような手はずを整えなければなりません。
これできちんと接続できればまだ良いのですが、うまくいかないこともしばしばです。宿泊施設の交換機がまともじゃないことが多いんです。
1〜2ヶ月程度の短期間の滞在であれば、このような方法でのインターネットへの接続は、全くお薦めしません。はっきり言って接続料金もかなり高いですし、持って行かなければならない道具類も、トータルでかなり高額になります。
電話回線をチェックする道具(電池は大きさを見るためのもので、この道具は無電源で動く) |
この道具は、回線の配線状態をチェックし、配線を日本のモデムにあうように、変換してくれる。 電圧の変換はしないが、電圧が日本で使っているモデムと同じであるかは、チェックできる。 この簡単なものですら、約4,000円もする。この他に、電話線の電圧変換や、プラグ形状の変換器も買うとなると、いったいいくらかかるのか? |
hotmailとは、マイクロソフトが提供している無料のE-mailサービスで、ウェッブブラウザー(インターネットエクスプローラーやネットスケープナビゲーターなど)があれば、世界中でメールを利用(受信・送信)できます。
インターネットに接続されているパソコンで、インターネットエクスプローラーを立ち上げ、hotmailのサイトにアクセスして、自分のメールアドレス(hotmailアドレス)とパスワードを入力するだけで、受信メール一覧が表示されます。もちろんメールを作成して、送信も可能です。容量は限られますが、添付ファイルも可能です。
発展途上国では、必ずと言っていいほど、町中にインターネット屋とも言うべきお店(パソコンの機械が並んでいるだけ)があります。
僕はバングラデシュ(ダッカ)、タイ(バンコック)、マレーシア(クアラルンプール)と三カ国しか知りませんが、いずれも町中にたくさんのインターネット屋があります。
通常このようなインターネット店では、ウェブのブラウジングや、インターネットフォンサービスを行っています。
ここでウェッブブラウジングを利用してhotmailを使うだけです。
料金としてはウェッブブラウジングだけならば2002年では、おおよそバングラデシュでは2tk/min、クアラルンプールでは4RM/hourです。ちなみにインターネットフォンは、ダッカから日本へは20tk/min、携帯電話へは30tk/minです。常に値段が下がっていますので、今はもっと低額になっているでしょう。
クアラルプールのインターネット屋 | |
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ここのお店の場合は、下の看板にあるように、3RM/1時間。およそ100円。時間つぶしにちょうど良い。 2002年現在KLでの一般的な料金は、僕が行ったいくつかの店で、1時間3〜4RMであった。 |
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道路上に置いてある看板 (中国語、日本語、韓国語が使えることを宣伝している) |
左の看板のお店の入り口 (この店は、二階(KLでは1stFloor)が店舗、中には高校生がたくさんゲームで遊んでいる) |
私がhotmailをお薦めするのは以下の理由があります。
まずはhotmailへアクセスして、hotmailのアドレスをもらいます。日本のhotmailでも、アメリカのhotmailでも全く同じです。初めてアクセスする場合は、セキュリティーの設定がありますので、慣れた日本語のhotmailへのアクセスをお薦めします。
hotmailのアドレスを取得したら、海外に出国する前に、日本語の環境下で何度か使用してみましょう。
この後、一つだけ注意点があります。海外で利用することを目的としますので、日本にいる間に英語環境に変更しておくということです。英語環境にしておけば、全てが英語に切り替わりますので、海外での使用に全く問題はありません。英語環境に変更しておかなかった場合、もし海外で日本語が表示できなかった場合、英語への変更画面も全て文字化けして、英語環境への変更ができず、全く使い物にならないのです。
リンク−>Hotmail Website
インターネットエクスプローラー(以下IEと略す)は、Ver5.5になってから、各国の表示フォントを簡単にインストールできるようになりました。英語のWindowsにおいて、通常のIE(Version
5.5 or later)のインストールでは、日本語の表示フォントが組み込まれるようになっています。
このため多くのインターネット屋では、日本語の表示ができるようになっています。ただしHDDの容量を食うので、インストールしていない場合もあります。
英語WindowsのIEで日本語が表示できず、文字化けを起こしていた場合、以下のようにすると表示することができます。
ただし日本語がインストールされていない場合は、あたりまえですが、日本語は表示できません。
なおhotmailでは、英語Windowsで、hotmailが英語環境下では、日本語のsubjectのメールであった場合、一つのメールが大量の文字化けSubjectになります。
この場合でも、上記のように表示フォントを日本語に換えることで、通常の表示に戻すことができます。
ただし日本語が表示できないPC(日本語表示フォントを含まないIE)では、次のように対応することで、英語のsubject・本文メールを読めるようになります。
日本語でメールを送信したい場合は、そのPCに日本語を入力するソフトウエアが組み込まれている必要があります。
一般的には、英語WindowsのIE用として無料でマイクロソフトが配布しているJapanese
IMEが使われており、大変簡単に利用できますので、いろいろなインターネット屋で導入されているのを見かけます。このマイクロソフトのJapanese
IMEが組み込まれているかを見分けるには、Windows画面最下段の右側の常駐アイコンの中に、次のアイコンを見つけて下さい。
これを見つけたら、このアイコンを左クリック。この中にJapanese IMEとあれば、これをクリック。これで日本語IMEは起動されました。画面右下の「□の中にEn」アイコンは、以下のアイコンに変わっているはずです。
もし画面右下の「□の中にEn」アイコンが無かった場合は、このPCには各国のIMEは組み込まれていません。また左クリックで、Japaneseが表示されなければ、同様にこのPCには日本語IMEは組み込まれていません。
実際の日本語IMEの起動方法は、以下のキーを押します。
ローマ字で入力して、スペースキーで漢字に変換できます。簡単なメールでしたら、これで十分に日本語を使うことができます。
この他に、いくつかの日本語入力システムがありますが、Japanese IME以外は、ほとんど使い物になりませんでした。
他に日本語メールの送受信方法としては、添付ファイルを利用して、自分のPCで読むという手があります。この場合、ファイル名は英語にしてもらい、拡張子もきちんと確認しておくようにします。またフロッピーディスクを使用する場合、そのフォーマットは世界共通の1.44MBで行っておかねばなりません。
なお2009年頃になって、海外において日本語入力ができないPCで、ブラウザーさえあれば日本語を入力できるサイト(ソフト等は一切不要)ができました。
ただ僕自身。これを使って自分でやったことがないので、じっさいにつかえるのかはよくわかりません。
僕がタイ・マレーシア・バングラデシュのインターネット屋で使っている・見かけたインターネットフォン(日本へ電話をかける)は、以下の3種類です。もちろんインターネットの事情は常に変わっているので、いつまでも同じ事情とは限りません。
ここには2002年の事情を書いています。
バングラデシュでは、コレクトコールをかけることはできません。また、国外へのフリーダイアル(保険会社やKDDIなど)も、かけることはできません。さらに、通常の国際電話は、申し込みをしてから数時間かかると言われており、料金も高いといわれています。
このような事情のため、バ国から日本へかける国際電話については、インターネット屋で、インターネットフォンを使った電話しか使ったことがありません。
僕が使っているものは、上記3種類のうち、1と3です。
いずれもカウントは1分単位です。
1を最もよく使っています。理由は安いからです。
PCの画面上で電話番号を入力し、接続を待ちます。接続されると、いつもの呼び出し音が聞こえます。
受話器には2種類あり、通常の電話機の形をしたものと、ヘッドフォン+マイクの形をしたものがあります。
通話の音質は、「ガマンできる程度」で、決して良いとは言えません。また時差も数秒あり、会話は「かなり苦しい」状況です。
2は使ったことがありません。理由は簡単で、僕がインターネットフォンの会社と契約をしていないからです。
3はたまに使います。
通常の電話機を使って通話をします。
インターネット屋は、どこかの電話会社へ電話をして、暗証番号などを入力します。その後、一旦電話を切ると、向こうから電話がかかってきて、私がかけたい電話を入力します。これで通常通りの通話ができます。
音質は普通の電話と変わりありません。また時差はほとんど無く、会話は通常通り可能です。
料金はインターネットフォンに比べ、バングラデシュの場合、10〜20tk/minほど高くなります。
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