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すっごく簡単です
スキャナーに取り込む際に(コピーする時でも同じだけれど)、原稿の紙が薄くて、裏に印刷してある文字などが、写ってしまう事って良くありますね。下の図がその一例です。
上記の例は、画像を圧縮保存したので分かりにくくなってしまっていますが、全体的に灰色で、かつグラフ内の曲線と対称的に、左下下がりの曲線が見えると思います。また傾きの緩い曲線も見えると思います。これらは全て裏面に印刷されているものなのです。
これでは報告書には使えないし、もちろんこのままではプレゼン資料としても、かなり格好悪いですね。
でもこれって、すごく簡単に、裏写りしないで、取り込む(コピーする)ことができるんです。
ソフトで修正するんでしょう。と聞かれるかもしれません。
いいえ、違います。
物理探査のデータも同じ事ですが、生のデータは品質良く取り込まないと、後でデジタル的に修正しても、決して良い結果は得られません。
答えは、
「真っ黒な紙を、裏に当てる」
です。
簡単でしょう?
もちろん紙でなくとも、下敷きのような物でもかまいません。
もし手元に黒い紙がない場合は、簡単に作ることができます。それは、カバーを当てないでコピーすればよいのです。ただし、トナーを大量に消費しますので、あまりお薦めできません。一度作って、厚紙に貼り付けて、常にスキャナーに挟んでおけばよいでしょう。
全く同じ原稿は、以下の図のようになります。
どうです?
全然違うでしょう。
コンサル業界では常識と思っていたのですが、結構知らない人が多いので、ここに公開しました。
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