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Radaleart100(ラダラート100)の使い方


ガイガー管について

 この機種は、センサーにガイガー管(正確には、ガイガーミューラーカウンターチューブ、GM管とも呼ばれる)を用いているものです。

 全てのガイガー管による計測器は、ガイガー管の中を通過する放射線の数を数え(カウントする)、この数を表示するものです。ガイガー管は、単に数を数えるだけの機能しか無く、放射線の強度は測定できません。またガイガー管にはその機種毎に特性があります。小さい管であれば、通る放射線が少なくなりますし、大きければ多くのカウント数が計上されます。さらにカウントできる放射線の強度も異なります。従って、機種毎にカウント数は大きく異なります。
 この点から気をつけなければならないことは、ガイガー管を用いた計測器で、強度を表示する機能(例えばシーベルトやレントゲンなど)のある放射線測定機は、その表示値は、あくまでも仮定条件を用いてカウント数を換算した「換算値」であって、実測された「強度値」ではないことです。

 このラダラート100には、LND,IncのLND 712が使われています。

LND712 Geiger-Mueller Counter Tube の特性
 図−LND712 Geiger-Mueller Counter Tube の特性図

カウントの計測方法

 一定時間でのカウント数を表示させる方法
1.正面下のスライドスイッチを、onまたはAudioにする。ここでonは、ガイガー管に放射線が通過した際の音を発生させない、Audioは音が発生する。
2.正面上のスライドスイッチを、Total/Timerにする。もし1の際に、Total/Timerの位置だった場合は、いったん他の位置にずらしてから、またTotal/Timerに戻す。
3.表示が、砂時計アイコンと、SETという文字と、「0:01」のような表示に変わります。この時計表示が、測定時間を示しています。
4.ここで測定時間を設定します。ラダラート上部のボタンスイッチの「+」または「−」で時計表示の数値を変更します。「0:01」は1分間、「0:01」は10分間。「1:00」ですので、測定したい時間に変更します。
5.上部のボタンスイッチの「SET」をおすと、「ピピピ」と短音のアラーム音が3回鳴り、表示が「TOTAL」に、砂時計アイコンが点滅を始めます。これで設定した時間の間、放射線を透過した数をカウントアップしていきます。
6.設定時間が経過すると、「ピピピ」と短音のアラーム3回音が、3回鳴り、計測を終了します。表示は、この時間カウントした数が表示され、砂時計アイコンは常時点灯します。
7.また計測を行いたい場合は、上部のボタンスイッチの「SET」を押します。

 一般的には、一カ所あたり5分から10分計測して、これを1分あたりの計測数にして、単位を「cpm」とするのがよい。放射線はランダムに出てくるので、同じ値となることは少ない。長く計測すると、その誤差を少なくすることができる。



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