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地下水試料のイオンバランスチェック方法について


 地下水の主要イオンでのアニオンとカチオンのバランスは、通常の分析では2〜3%の範囲内である。学部3年生の学生実験で、近くの山から採水して分析を行っても、大概3%以内に収まっている。
 バングラデシュの試料でもきちんとやっていると、1%未満に収まる。

 通常誰でもやっているチェック方法は、このイオンバランスを下式のように計算して確認していると思う。

イオンバランス=((アニオンまたはカチオンの最大値)−(アニオンまたはカチオンの最小値))/(アニオンまたはカチオンの最小値)
(Σカチオン−Σアニオン)/(Σカチオン+Σアニオン)

 さて AHA, AWWA, WEFでは、主要イオンの分析結果の品質を確認する方法として、いくつかの方法を規格化している。


その1

基本事項

Tital dissolved solids = 0.6(alkalinity) + Na+ + K+ + Ca2+ + Mg2+ + Cl- + SO42- + SiO32- + NO3- + F-

Calculate electrical conductivity

G = λC - (κ1λ + κ2)(C)2/3
ここに


その2

Anion-Cation Blance

その3

Measured TDS = Calculated TDS

その4

Measured EC = Calculated EC

その5

Measured EC and Ion Sums

その6

Calculated TDS to EC Ratio

その7

Measured TDS to EC Ratio

その8

以下の2つの直線範囲に入っているかで確認を行っている。

Fig[AHA,AWWA,WEFによるイオンバランスチェック図]

 総アニオンから総カチオンを引いた値が、次式の範囲内であるかを判断する。

0.1065+(0.0155×総陰イオン):上図の直線を式にした物だ

 詳しくは原著にあたられたい。


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