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PHREEQC(フリークまたはプリーク)について

僕の覚え書き


概要紹介

 phreeqの概要(何ができるか)は、以下のサイトが良いと思う。このほか、下記にあるDr.Appeloのサイトも参考になることが多い。なお本家USGSのサイトには、このソフトで何ができるかについては書いていない。
 2008年頃から、土木分野で重金属が話題になり、誰も彼もがphreeqだと言い始めました。しかしこのphreeqは熱力学の知識と鉱物の知識、それとFieldでの分析知識がないと正しい解析ができません。確かにこのソフトは単なる計算機ではありますが、分析値をそのまま入れれば、結果が得られるというものではありません。十分に注意をして利用していただければと思います。
 なおPhreeq以外の地球化学コードを用いたシミュレーションソフトについては、以下に紹介をしてあるので、参考にしてほしい。いずれも英語で書かれています。

Useful Links

Databases

Mainly redox couples


AquaChemをphreeqのプリプロセッサーとして使用する場合の注意点

 AquaChemは日本語版ではなく、英語のものをご購入されることを、強くお薦めします

  1. データインプットでのNH4+とは
     NH4+とは、文字通りのもので、NH4+-Nではありません。
  2. データインプットでのEhに関する注意
     AquaChemでの表示はmVとなっていますが、これはAquaChemのプログラムミスで、単位はVです。Vを入れなければなりません。もちろん計算させるとわかりますけれど。ただし、AquaChemは表示だけを変えることができる(PreferencesのData structureのDisplay label)ので、あらかじめ間違えがないように、mVをVに変えておくのも良い方法と思います。入力する値は、もちろんEh(Pt/H2)です。
  3. Win2000での設定(たぶんXPでも同じだと思うが、使ったことがないので詳細不明)
     PHREEQC関係のプログラムは、あらかじめDOSのコマンドラインで起動できるようなディレクトリにコピーして、この場所をAquaChemの設定で記憶させておかなければなりません。僕の場合は、C:\PHREEQC\*.* に本体とデータ関係をコピーして、これを利用するようにしています。
  4. テキストデータファイルをAquaChemにインポートする際の注意
     各masterspeciesデータは、使用するthermodynamic databaseと同じヘッダータグ(Internal Name)になければなりません。同じでなければ、Phreeqcへはインポートされません。Dr. Lukas Calmbachからのメールによると「AquaChem parameter name has to be added at the end of the line as a comment (#parameter name) in thermodynamic database(e.g.:phreeqc.dat).」という事です。なお、各thermodynamic databaseには、含まれているmasterspeciesデータに特徴がありますので、必ず中身を確認して下さい。
     いきなり完全に新しいAquaChemにて、データを作るのは非常に困難です。一度サンプルファイルをtemplateとして読み込んでから、Data structureをインポートファイルに合わせて変え、その後インポートファイルを読み込ませた方が、早くて楽です。

地下水流動シミュレーションとの連成

 手に入れやすいものは以下のソフトです。

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