Motion JPEG形式のaviを、普通のVideo for windows形式のaviに直す


 僕のデジカメの動画ファイルは、Motion JPEG形式のaviファイルだ。
 これが困ったことにMicrosoftのPower Point(パワーポイント)で使うことができない。パワーポイントに接続できるWindows Media Playerのプログラムの部分が対応してないのだ。単純に見るだけならば、Windows Media Playerでも見ることはできる。バージョンアップしても、DirectXの最新を入れても接続部分は機能アップされない。難しいことはさておき、どうすれば、パワーポイントで使えるようになるか。
 いろいろと調べてみたが、市中で売っているソフトを使ってMotion JPEGからVideo for windowsに変換するのが近道のようだ。どうもエンコーダーの著作権にひっかかるらしく、フリーの変換ソフトは公開されていない。
 デジカメの会社に問い合わせたが、「当社には関係ないことです。お客様が必要と思うのでしたら、市販品を買って下さい」なんて平気で言ってきた。この対応に、開いた口がふさがらなかった。

 僕の場合、市販品のQuick Time Player Proが手元にあったので、これで変換した。このおかげで、いとも簡単に変換できた。
 Motion JPEG形式のaviファイルを読み込ませてから、ファイル−Exportをクリック。
 ここで出力ファイル形式(Export)をaviとして、あとは同じ程度の画質にしたい場合は、Useに2x CD-ROMを選択すれば、Video for windows形式のaviファイルが出力される。

 デジカメの会社も、自分の都合ばかり考えずに、消費者に使いやすいように、変換ソフトぐらい添付してくれも良いのに。
 このカメラで撮影できるのはたった10秒程度なのだから、デジカメに標準添付されてくるヘンテコな機能制限の強い画像編集ソフトや、わけのわからないおまけソフトなんていらないから、10秒に限ってきちんと変換できるソフトを添付して欲しい。
 自分の都合で、構造が簡単になる標準aviではないMotion JPEGにしているのだから、せめて標準形式に直すソフトを添付するのが、メーカーの良心だろう。まあ100歩譲って、販売価格が高くなるから変換ソフトを添付できないとしても、「関係ない」という対応は、客をバカにしている。
 デジカメ創世記にこの会社は、独自形式の画像しか撮影できないカメラを平気で販売していたから、そういう体質なんだろう。

 カシオのデジカメは二度と買わない。
 僕は絶対に薦めない。


 僕は富士フイルムのデジカメを薦める。
 E-mailと手紙でサポートセンターに手紙を書いたら、その後何度も、実際の開発責任者から電話をいただいた。

 会社の姿勢が違いますな。


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