書名:分析技術者のための統計的方法
著者:藤森 利美
発行:社団法人 日本環境測定分析協会


 これは第二版の目次


目次

  1. 統計的なものの見方、考え方
    1. 統計的な判断とは
    2. 偶然と必然 −”確率ゼロの事象”はない
    3. われわれの判断には常に誤りが伴う
    4. 危険率αのとりかた
    5. 確率の性質
  2. 測定誤差
    1. 誤差とは
    2. 誤差の把握と表現方法
  3. データのまとめ方
    1. 数値の丸め方
    2. 計算中の丸めによる誤差
    3. データの桁のとめかた
    4. ある計算について、求めるべき桁数
  4. 分析試験方法の許容差
    1. 分析環境条件
    2. 許容差の種類
    3. 許容差の決め方
    4. 対標準物質許容差の決め方
    5. 許容差の使い方
  5. 異常値の取り扱い方
    1. 用語
    2. 飛び離れた値の取り扱い方
    3. 棄却検定
    4. まとめ
  6. 精度の推定方法
    1. 管理図による方法
    2. 分散分析による方法
  7. 精度に関する検定
    1. 検定の考え方
    2. 仮説の検定
    3. 検定の手順
    4. 一つの母分散に関する検定 −既知精度に関する検定
    5. R(R管理図)を用いて分散の違いを検定する方法
    6. 分散を用いて精度の違いを検定する方法(F検定) −その1
    7. 分散を用いて精度の違いを検定する方法(F検定) −その2
    8. 3組以上の分散の違いの検定 −その1
    9. 3組以上の分散の違いの検定 −その2
  8. 真度に関する検定と推定
    1. x管理図による母平均の差の検定方法
    2. 一つの母平均に関する検定と推定
    3. 二つの母平均の差に関する検定と推定
    4. データに対応がある場合の母平均の差に関する検定と推定
  9. 分散分析
    1. 分散分析とは
    2. 分散分析で用いられる用語
    3. 分散分析の考え方
  10. 一元配置法
    1. 分散分析の手順
    2. 一元配置法の適用例
  11. 繰り返しのない二元配置法
    1. 二因子母数模型の場合
    2. 一因子母数、一因子変量の場合 −乱塊法−
  12. 二元配置で繰り返しのある場合
    1. 二因子母数模型の場合
    2. 一因子母数模型、一因子変量模型の場合
  13. 多元配置法
    1. 繰り返しのある三元配置法(3因子母数模型の場合)
  14. 直交配列表による計画
    1. 計画の考え方
    2. 直交表を用いるときの長所
    3. 直交表を用いるときの欠点
    4. 直交配列表による実験の注意
    5. n型直交配列表による計画
  15. データ間の関係
    1. 回帰と相関
    2. 単回帰(直線回帰)
    3. 回帰における検定と推定
    4. 相関