書名:日本語の作文技術
著者:本多 勝一
発行:朝日新聞社


 手元にあるのは、古本屋で買った四六判の物。
 だから朝日文庫のものとは、もしかすると目次が異なるかもしれない。


目次

  1. はじめに
  2. なぜ作文の「技術」か
  3. 修飾の順序
  4. 句読点の打ち方
  5. 漢字とカナの心理
  6. 助詞の使い方
    1. 象は鼻が長い −題目を表す係助詞「ハ」
    2. 蛙は腹にはヘソがない −対照(限定)の係助詞「ハ」
    3. 来週までに掃除せよ −マデとマデニ
    4. 少し脱線するが・・・ −接続助詞の「ガ」
    5. サルとイヌとネコとが喧嘩した −並列の助詞
  7. 段落
  8. 無神経な文章
    1. 紋切り型
    2. 繰り返し
    3. 自分が笑ってはいけない
    4. 体言止めの下品さ
    5. ルポルタージュの過去形
    6. サボリ敬語
  9. リズムと文体
    1. 文章のリズム
    2. 文豪たちの場合
  10. 書き出しをどうするか
  11. 具体的なことを
  12. 原稿の長さと密度
  13. 取材の方法
    1. 付1 メモから原稿まで
    2. 付2 日本語と方言の復権のために
    3. コメント 梅棹忠夫氏
  14. おわりに